このようなお悩み、
症状はありませんか?
“足の付け根に柔らかいふくらみが出てくる”、”下腹部に違和感や不快感がある”などのお悩み・症状はありませんか?
このようなお悩み・症状がある方は、鼠径ヘルニアいわゆる脱腸の可能性があります。
“足の付け根に柔らかいふくらみが出てくる”、”下腹部に違和感や不快感がある”などのお悩み・症状はありませんか?
このようなお悩み・症状がある方は、鼠径ヘルニアいわゆる脱腸の可能性があります。
鼠径ヘルニアは一般的に “脱腸”と呼ばれる病気で、年間40~50万人の患者さんが発症する病気といわれています。
この鼠径ヘルニアは足の付け根の鼠経部に、本来はお腹の中にあるべき腸がはみ出てしまう状態をいいます。
鼠径ヘルニアは、女性よりも男性に多い病気であり、発症要因には加齢があげられます。
そのため高齢男性に多い病気で、特に50代以上の男性になると発症率は高くなります。研究報告では“男性の3人に1人は、鼠径ヘルニアを生涯で一度は発症する”可能性があることが報告されています。(参考文献/john T jenkins, specialist registrar in surgery 1 :Inguinal hernias:BMJ 2008.836)
鼠経ヘルニアを放置すると、飛び出した腸が隙間に挟まり戻らなくなります。
この状態を“嵌頓(かんとん)”と言います。
嵌頓とは、鼠径部の筋肉と筋肉の隙間から脱出した腸が詰まってしまい、お腹の中に戻らなくなる状態をいいます。
この嵌頓になると、詰まってしまった腸への血流が止まり、腸は壊死・腐ってしまいます。そして腸に穴が開き、腸内にあった内包物が漏れ、腹膜炎を引き起こす可能性があります。
この腹膜炎を起こしてしまうと、緊急手術が必要となり、命に危険が及ぶ場合があります。
嵌頓はいつ起こるかは分かりません。
そのため、鼠径ヘルニアの症状がある場合は痛みの有無に関わらず、早期治療をおすすめします。
鼠径ヘルニアの手術の術式は、大きく分けて2つ方法があります。
一つは鼠径(そけい)部を5~6cm切開をする鼠径部切開法です。もう一つは腹腔鏡を用いる腹腔鏡法です。
Gi外科クリニック岡山院では、患者さんの身体へのダメージを考慮して腹腔鏡法を採用しています。
腹腔鏡法は、手術による身体へのダメージが少ないため、早期の社会復帰が可能とされます。
Gi外科クリニック岡山院では、患者さんの身体へのダメージが少ない腹腔鏡での日帰り手術による治療を行っています。
腹腔鏡での手術の術式は、“単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(SILS-TEP法)”を採用しています。
“単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(SILS-TEP法)”とは、簡潔に言うと、おへその中に一つの穴を空けるのみで行われる治療法です。 腹腔鏡手術では、通常はお腹に3か所の穴を開け、鉗子(かんし)と腹腔鏡を挿入して行う術式が一般的です。
一方で“単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(SILS-TEP法)”は、お腹に3か所ではなくおへその中に一つの穴を空けるのみです。従来の腹腔鏡を用いた治療法よりも、身体へのダメージをさらに軽減することができます。
Gi外科クリニック岡山院では、日帰り手術で鼠径ヘルニアの治療を行っています。
この日帰り手術は、“早期の社会復帰が可能で仕事に支障が出にくい”、“日常生活のリズムを崩さず手術を受けられる”、“入院費が発生せず、医療費の負担が少なくて済む”などのメリットがあります。
Gi外科クリニック岡山院の手術日当日のスケジュールですが、例えば朝8時00分に来院された患者さんは昼の12時00分には帰宅することができます。クリニックの滞在時間は4時間と短時間です。
帰宅後も24時間医師と連絡が取れる体制にしています。手術の後のフォローアップについてもご安心ください。
Gi外科クリニック岡山院を運営する医療法人Giでは、2015年4月の開設以来、単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(SILS-TEP法)による鼠径ヘルニアの日帰り手術の治療実績が4,000例以上となっています(2022年7月末日時点)。
Gi外科クリニック岡山院では、日帰り手術後も丁寧なフォロー体制を取っています。
手術後には、手術の内容を執刀医から詳細に説明をさせていただきます。また手術後、緊急時は医師に直接連絡・相談できる電話窓口も設けています。
その他、手術後のフォローアップの診療は、原則として1週間・1か月・6か月後・12か月後と複数回にかけて行なっています。
「手術」は患者さんにとって精神的に大きな影響があります。
当院では治療だけでなく、患者さんの精神的なサポートも意識して診療を行なっています。
初診では、外来診療で問診、診察をしっかりと行い、日帰り手術ができるかどうかを判断します。
手術が可能な場合は、必要な術前検査(採血・レントゲン検査・超音波検査・心電図など)を行います。
初診の段階で、手術日を仮押さえします。
初診時の診察と検査結果をもとに診断し、治療方針を選択します。
手術の説明を行い、同意がいただけましたら、同意書を作成して手術日を最終決定します。
その後、専門のスタッフが手術当日までの生活や、手術日の流れ、術後の注意点などをしっかり説明させていただきます。
来院後、手術着に着替えて頂き、スタッフが手術室にご案内します。
鼠径ヘルニアの手術は平均約1時間で終わります。術後、十分に麻酔から覚めた時点で飲水を確認します。以後、飲水や軽いお食事を摂って頂けます。
この段階で、ほとんどの方が自力で歩行できますので、ご自身でトイレに行くことが可能です。
院長が診察し、手術内容をご説明します。当院では12項目の帰宅基準を定めています。この基準をクリアすれば退院となります。
手術翌日に医師から電話で経過を確認させて頂きます。気になることがあれば何でもご相談ください。
この際、手術翌日の痛みを5段階評価でお聞きします。
次回の受診日までに痛みが気になるなど、急な事がありましたらいつでもご来院ください。すぐに対応させていただきます。
手術後は、原則として1週間・1か月・6か月後・12か月後に来院して頂きます。(遠方の方や通院が困難な方は、御相談させていただきます)。
鼠径ヘルニアの日帰り手術は、一般的な治療と比較して受診の回数が少ない分、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係をしっかりと築くことを重視しています。
不安な点、ご質問はどの段階でもお気軽にお申し出ください。
鼠径ヘルニアの患者さんから寄せられることの多いご質問をご紹介します。
取り上げたご質問以外で不明なことがございましたら、当院までお気軽にお問合せください。
■岡山そけいヘルニア日帰り手術 Gi外科クリニック
〒700-0964 岡山県岡山市北区中仙道2丁目7番25号
※北長瀬駅から徒歩約10分・岡山ICから約18分・早島ICから約20分
■お問合せ先
TEL.086-241-2100
受付/8:30~18:00(土・日休診 ※土・日を除く祝日は診療)
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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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14:00〜18:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※土日休診。土日を除く祝日は診療しています。
※手術担当医:池田理事長・河本院長
※外来担当医:河本院長
医療法人Giでは、鼠径ヘルニア専門クリニック「Gi外科クリニック」を運営しています。
2015年4月に岡山院を開院して以降、鼠径ヘルニアの治療実績は4,000件(2022年7月末時点)を超え、2022年3月には京都院を開院、2022年6月には西宮市に阪神院を開院しました。